本村和也客員研究員よりご挨拶
良性脳腫瘍から悪性脳腫瘍の全ての脳腫瘍に対して、外科的手術から、放射線、化学療法を含めた集学的治療に従事しています。
特に、言語や運動関連領域にある脳腫瘍に対しては、「覚醒下手術」という技術を用いて、その脳機能を温存しながら最大限の腫瘍切除を行っています。
また名古屋大学医学部附属病院には、手術中に脳腫瘍の切除度を把握できる「術中MRI」を備えており、術中にリアルタイムに腫瘍位置の変動や残存腫瘍を把握することによって、より精度の高い手術が可能となっています。
脳機能温存を考慮した覚醒下手術、術中MRIを用いた画像誘導手術の最先端技術を統合させた安全な脳腫瘍摘出を行い、すべての脳腫瘍患者さんのために全力を尽くしています。
プレスリリース:“意識下での手術による脳と心に関する脳機能ネットワークの解明”
プレスリリース: 新たな言語機能診断法の開発!~脳神経外科手術前の言語機能部位の同定~
日経新聞掲載記事 (2020年6月12日)プレスリリース: 脳腫瘍手術前後で感情と身体内部感覚が変化する仕組みを解明~脳と心の脳神経外科学・認知神経科学の融合型研究~