
- 助教棚橋 邦明Kuniaki TANAHASHI脳腫瘍グループ
出身校(卒業年度)
名古屋大学(2005年卒)
専門領域
- 脳腫瘍(良性腫瘍)
- 頭蓋底手術
- 画像誘導手術
- 3Dシミュレーション
資格
- 日本脳神経外科学会専門医・指導医
- がん治療認定医
所属学会
- 日本脳神経外科学会
- 日本脳神経外科コングレス
- 日本脳腫瘍学会
- 日本頭蓋底外科学会
- 日本神経内視鏡学会
- 日本脳卒中学会
- 東海頭蓋底外科研究会
- 脳神経外科手術と機器学会
- サイバーナイフ研究会
メッセージ
近年、脳神経外科手術において機能温存・低侵襲性が求められるようになり、必要とされる知識・技術・経験の度合いは高まってきています。特に頭蓋底・良性腫瘍分野においては病変摘出と侵襲性のバランスを考慮した治療戦略と、それを正確に遂行する高度な技術が必須とされています。そのような中、当教室は名古屋大学において平成28年度より稼働した「臨床医教育を目的とした解剖組織Clinical Anatomy Laboratory Nagoya (CALNA)」の設立と運営を主導してきました。Cadaver Simulation Trainingは、実際の手術に最も近い環境で知識・技術を磨き経験を積むための最適な機会であることは間違いありません。専門医のための発展的内容はもとより、専攻医向けの基礎的トレーニングセミナーも開始しました。充実した教育体制により学内・関連施設の脳神経外科治療水準の更なる向上が期待されています。