加藤 祥子

加藤 祥子
  • 大学院生加藤 祥子Sachiko KATO機能外科・てんかん外科グループ
【現在の所属先】名古屋大学・名古屋共立病院 放射線外科
【出身校(卒業年度)】名古屋大学(平成22年卒)
【研修時期】平成22年度

加藤 祥子先生からのメッセージ

子供が居ても脳外科医として勉強させていただくことを快く受け入れ応援していただきました。

はじめまして。
私が脳外科を進路に選んだのは、大学6年生時の実習で脳外科を偶然選択したことがきっかけです。朝から夜遅くまで長時間に及ぶ手術にも関わらず、周りの先生方は何だか楽しそうに手術をされているように感じました。また、初めて顕微鏡を通して脳や神経、血管を見たとき、ただただ感動しました。そういった経験から、脳神経外科に徐々に興味を持つようになりました。

初期研修病院は、救急車が次から次へと搬送されてくるような病院でしたが、そんな救急外来で内科・外科問わず、多くの症例を経験することができました。その後、本当に脳神経外科を専門とするかどうか、女性として家庭や育児と両立出来るのか大変悩みましたが、「人生は一度きり」と直感的に脳神経外科へと進むことを決意しました。

後期研修では外傷や脳出血、動脈瘤や脳腫瘍の手術も見守っていただきながら術者として経験させていただきました。しかし、そのような研修の途中ではありましたが妊娠し、体力的についていけない事も増えてしまいました。出産後は更に育児の忙しさから仕事に復帰するなど想像することも出来ませんでした。器用な性格ではないし、このまま働けなくなるんだろうと思いましたが、若林教授から脳外科医としてご活躍される女性医師の先輩方のお話をお聞きし、子供が居ても脳外科医として勉強させていただくことを快く受け入れ応援していただきました。数ヶ月の育休後に、ブランクや経験不足がありながらも、先生方に手術や学会発表など根気強く丁寧にご指導いただくことが出来ました。

そして現在、大学院生として大学の機能外科グループに属しながら、関連病院に勤務しガンマナイフなど放射線治療に携わっています。一般的な脳神経外科と違い、救急疾患を見たり、手術をすることはあまりありませんが、脳腫瘍などの患者さんに「治療」という立場で関わることが出来ることにとてもやりがいを感じています。大学院生としても、大学でパーキンソン病やてんかんの手術を経験させていただく一方、今後新たに開始する治療や臨床研究にも関わっていく予定です。

仕事が終われば、やんちゃな子供のお世話と家事に追われ・・という多忙な生活ですが、こうしてやりがいのある仕事をさせていただいているのは、応援していただいた若林教授始め、今までにご指導いただき相談に乗っていただいた多くの先生方のおかげです。当医局は、毎年入局される先生が多く、関連病院も非常に多いため、様々な先生と出会い、様々な病院で働くことが出来ます。脳神経外科はやりがいのある科であることは間違いありません。興味のある後輩の
皆さんと一緒に働けることをお待ちしています!

[記事掲載日]2017年7月